日商PC検定学習スタンスの勘違い！

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こんにちは

日商PC検定合格道場
八田です。


日商PC検定は、まさに仕事試験です。

試験問題そのものが疑似仕事のような問題なので、PCスキルというより仕事をよく理解することが重要です。

このようにコメントすると、仕事経験歴が少ない若い人らは、大変不安に思えるかもしれません。

また、仕事って業種によって違うんじゃないの？

という不安も生まれますね！


しかし、仕事には2つの特徴がありますのでこの2つを信じればよいだけです。


1つ目は、どうせ理解しなければいけない基本事項は、早く知っといたほうが得である。

2つ目は、昔も今も仕事の基本は、何も変わっていない。




私が子供の頃、家業は、食料品店をやっていました。今ではスーパーしかないですね。

もちろんこの当時には、コンピュータもありませんしFAXもなかった時代です。

今の若い人たちには、想像できない前々々世紀のお話です(笑)


実家では、毎朝、8時ごろに、5分おきぐらいに問屋さんから電話がかかってきます。

問屋さんというのも今はほとんど無いようですね。商品の卸売り業者さんのことです。

電話の担当は、祖母がやっていました。

毎日、届けてもらう商品の発注をその電話で毎日やっていたわけです。

問屋さんからみれば、いわゆる御用聞きという仕事です。

朝のうちに、各地の小売業者へ御用聞きを行って、受注した商品をトラックに載せて、1日中配送に回る仕組みです。

商品がお店に届けられると、検品後、受領のサインをして納品書（伝票）を受け取ります。


この納品書の控えが、お店では、仕入れ伝票に問屋さんでは、売上伝票になります。


これらの伝票は、毎日、帳簿に記帳していきます。

そして月末になると合計を計算し、あらかじめ決められた日に、お金を集金に来た営業の人に支払う慣習でした。

なんせ、銀行振り込みもない時代ですから(笑)


さて、昔話になりましたが、


現代に話を戻せば、

小売店からの問屋さんや、メーカーへの発注は、メールやインターネットのフォームなどに変わっています。

一部では、FAXでの注文も残っています。

メールやFAXで受注する仕組みでは、受注内容を、PCに入力しデータベースを作成していきます。

1つ1つの入力作業が売上伝票や納品書を作り上げていく仕組みです。

月ベースや四半期、年間など一定の期間で集計し、報告書や試算表、または、請求書となっていく仕組みです。

まさにデータ活用の試験の内容ですね。


ずいぶんと変わりましたが、注文をして伝票を起票し、それを帳簿（データベース）に仕上げる。

やっていることは、同じことです。


ようするに今も昔も仕事の基本は何も変わっていないということです。

コンピュータとネットワークの発展でスピードが上がり、人の手間が省けただけです。


ですから、パソコンスキルにこだわるのではなく、仕事の基本の流れをよく理解することが重要です。

パソコン、ネットワークの利用方法は、どんどん変わっていきますが、

仕事の基本は、変わっていきません。

それは、税法や商法という法律の仕組みの影響もあるからです。


日商PC検定特にデータ活用を理解することで、仕事の基本を同時に理解していきましょう！





さて
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主任講師　八田　仁