日商PC検定と日商簿記初級

ネット試験日商簿記初級と日商PC検定

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こんにちは

日商PC検定合格道場
八田です。



4月から始まる日商簿記初級について日本商工会議所主催のネット試験会場向けの研修会に行ってきました。

簿記の試験を初めてネット試験で実施される試みです。

日商PC検定と併せて学習したい重要な内容です。


今日は、この試験の範囲と目指すところを解説したいと思います。




まず、従来から簿記4級試験というペーパー試験があったのですが、

こちらの主目的は、簡単な決算整理が含まれる範囲の経理担当者向けでした。

しかし、今回のネット試験簿記初級は、経理の枠組みを飛び出して、

幅広い勘定科目を理解しながら日常業務中心の内容で

経理担当だけではなく、あらゆる業務の担当者が理解すべき会計の基本を学習することが目的になっています。



このため出題範囲にも特徴があります。

例えば、簿記2級の出題範囲である

クレジット売掛金、電子記録債権・電子記録債務、消費税などが出題範囲に含まれます。

仕事をしていく上でどんな部署でも理解しておいた方がよいと思われる勘定科目が入っているんですね。


なお、余談ですが11月からは、日商簿記2級試験に連結会計という難しい範囲が追加されますので

簿記2級を目指す人は、その前の試験にチャレンジするのが無難です。






さて、これらの理由から日商PC検定と整合性もよく仕事理解試験としての特徴が大きい試験です。

簿記の知識があるのとないのでは、仕事の理解度が大きく異なります。

日商PC検定データ活用の試験も会計的感覚がないと理解が進みません。

このため、簿記の基本の学習は必須になります。



また、日商簿記初級検定は、ネット試験のため、試験日に合わせて学習するのではなく、

学習の進捗度合いに応じて受験できるメリットがあります。



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日商簿記初級検定の試験概要

受験資格制限なし

出題内容
・簿記の基本原理
・期中取引の処理（仕訳）
・月次の集計

試験時間　40分

受験料　2,160円

受験は、日商PC検定と同じネット試験会場が多数利用できる予定です。

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ということで

日商PC検定合格のためにも、簿記の基本知識は、理解しておきましょう！


さて
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主任講師　八田　仁